珈琲音詩(おとし)
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2025年11月16日
珈琲、世界の呼吸
珈琲の雫が落ちるたび、 香り、色、光が鈴の音を揺らす天地がゆらぎに変わるとき、 心は羽のようにひろがる柔らかな旋律は 空間に弧を描き、...
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2025年10月25日
雨の朝、青にゆだねて。
雨の朝、青にゆだねて。 雨音が、畳の上でこだまする。 相棒のぬくもりにそっと触れながら、コーヒー片手に、本のページを、ひらりとめくる。...
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2025年10月23日
冬の森とコーヒー
午後の日差しが差し込む森の中。 少し冷めたコーヒーを片手に、静けさに包まれた森を歩く。 そこには穏やかな時間が流れ、冬の冷たい空気が身...
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2025年10月22日
ワイン畑の風、エチオピアシダモG1
斜面いっぱいに広がるワイン畑。 収穫を急ぐマダムとムッシュの声が、芳しい風にのって畑をかけぬける。 熟れた葡萄から放たれる香りのように...
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2025年10月22日
芽吹の合図
コーヒーを口に含んだ瞬間心にふわっと風が舞い上がったら それは、あなたさえ知らないあなたがーーー芽吹く、合図。 The Sign of...
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2025年10月22日
春のせい、てことで
風が道を駆けていって、犬の毛までふわっと持ってく。 気分も春の天気と一緒に、上がったり下がったり。 でも、コーヒーに自分が映ると「あ、...
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2025年10月20日
香り、記憶、ひとかけら
道のど真ん中で出会った、ひとつの宝箱。手にしたコーヒーが、その鍵となる。 味わいの余韻は、心のポッケの眠っていた記憶をひとひら、ごと散...







