詩人Marie
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2025年10月23日
響の天
朝露に揺れる緑の陰が、 私の心を縛る呪いを浮かび上がらせ、 高音域の響きが、その絡まりを ——笑い声とともに掻っ攫っていく。 Heav...
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2025年10月22日
ワイン畑の風、エチオピアシダモG1
斜面いっぱいに広がるワイン畑。 収穫を急ぐマダムとムッシュの声が、芳しい風にのって畑をかけぬける。 熟れた葡萄から放たれる香りのように...
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2025年10月22日
芽吹の合図
コーヒーを口に含んだ瞬間心にふわっと風が舞い上がったら それは、あなたさえ知らないあなたがーーー芽吹く、合図。 The Sign of...
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2025年10月22日
春のせい、てことで
風が道を駆けていって、犬の毛までふわっと持ってく。 気分も春の天気と一緒に、上がったり下がったり。 でも、コーヒーに自分が映ると「あ、...
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2025年10月21日
ひとひらの世界ー桜と記憶のポエム
胸の奥から語りかけてくる ひとひらの桜の花びらが儚さとともに これまでの記憶の片鱗がー またひらり ひとひら一枚 私の手のうちから世界...
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2025年10月20日
香り、記憶、ひとかけら
道のど真ん中で出会った、ひとつの宝箱。手にしたコーヒーが、その鍵となる。 味わいの余韻は、心のポッケの眠っていた記憶をひとひら、ごと散...



